NB
地域寿司チェーンのスイーツ戦略
2024.05.21 更新
プリン
|
【和食専門店】
【チェーン・レストラン】
事例 No.45
某大手回転寿司チェーンから、「今が旬なスイーツを販売したい」といった理由で商品の依頼がありました。普通にカボチャプリンやさつまいもプリンと謳うことはどのメーカー様でも可能です。しかし、それでは食べに来るお客様への訴求は弱い点がネックと考えました。
そこで、弊社は商品名に「産地」を加える付加価値を提供する交渉を行いました。通常は「産地」を記載できるメーカーは原料確保の観点から少ないのが現状です。弊社では独自の仕入れルートで良質な果物や野菜を安価で確保することで、例えば、「北海道産」ペーストを使っている点を店舗のメニューに表記することができます。過去に放映されたNHK大河ドラマ「どうする家康」に絡んだ商品提案として、「さつまいもプリン」を「徳島産・鳴門金時プリン」と謳えることで、旬の商品を旬の時期にお召し上がりいただけるご提案を行いました。
季節性はあるのに特徴を見出しにくい商品に対して「産地」という食の消費者にとって興味・関心がある素材を提供し、かつ、安心・安全を含めて商品対応ができる横断的な付加価値を見出せるのも弊社の大きな強みです。